シトロエン C5 に新エンジン---環境性能アップ

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シトロエンは9日、欧州向けの『C5サルーン』と『C5ツアラー』に新エンジンを搭載した。ガソリン、ディーゼルともに、環境性能を引き上げたのが特徴だ。

ガソリンエンジンは、従来の2.0リットル直4(143ps)に代わるユニットで、BMWと共同開発した直噴1.6リットル直4ターボ「THP」を搭載する。最大出力は155ps、最大トルクは24.5kgm。欧州複合モード燃費は14.1km/リットル、CO2排出量は167g/kmだ。燃費は18.5%、CO2排出量は16%改善している。

ディーゼルエンジンは、従来の2.0リットル直4ターボ(140ps)と2.2リットル直4ターボ(173ps)を1機種に集約。新しい直噴2.0リットル直4ターボ「HDi」は、最大出力160ps、最大トルク34.7kgmと、ディーゼルならではのトルクフルな特性だ。それでいて、欧州複合モード燃費は17.8km/リットル、CO2排出量は147g/kmと、旧2.0リットル比で燃費は3%、CO2排出量は4%改善した。

環境性能を引き上げ、商品力に磨きをかけたC5。ガソリンとディーゼルの新エンジンは、順次他のモデルレンジにも拡大搭載される予定だ。

《森脇稔》

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