NECエレクトロニクスとルネサス・テクノロジ、日本電気、日立製作所および三菱電機は9日、統合基本契約締結で公表した資本増強について増資額などの一部を変更すると発表した。
事業統合の前に、ルネサスによる日立製作所、三菱電機を割当先にする増資を総額780億円としていたが総額717億円に減額。
また、事業統合後の新会社「ルネサス・エレクトロニクス」はNEC、日立、三菱電機を割当先とした総額約1220億円の第三者割当増資を行う予定だったが、これを1346億円に増やす。
統合新会社の出資比率は日本電気が33.42%から33.97%、日立が30.73%から30.62%、三菱電機が25.14%から25.05%、日本トラスト・サービス信託銀行が1.54%から1.49%となる。