ヤマハ発動機は、09年1 - 9月期(第3四半期)連結決算で事業構造改善費用と関係会社株式評価損を計上した。
事業構造改善費用を特別損失として734億6600万円を計上した。具体的には主に日本国内、欧米の固定資産の減損損失703億円、従業員の早期退職にかかる費用31億6300万円。
また、インドの二輪車製造販売子会社インディア・ヤマハ・モーターの第3四半期末の純資産の時価相当額が、ヤマハ発動機出資額に対して50%以上下落したため、同社に対する出資金を減損した。これに伴い「関係会社株式評価損」を営業外費用として82億6000万円を計上した。
通期業績見通しは前回予想を据え置いている。