気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年11月2日付
●暫定税率廃止「慎重に」分権委勧告案、地方交付税拡充も(読売・1面)
●卓上ボンベ爆発6人けが、富士スピードウェイ、見物客が昼食調理中(読売・39面)
●F1アブダビGP小林が6位入賞(朝日・18面)
●今週の予定、トヨタの決算発表=5日(産経・10面)
●プジョーに電池供給、三洋、自動車向け拡大(東京・3面)
●車・家電向け高機能素材、三井化学、中国大手と生産(日経・1面)
●環境車普及の戦略策定、経産省、各社トップと研究会(日経・3面)
●フォード、賃金抑制、労組拒否へ(日経・7面)
●電気自動車、欧州、インフラ着々(日経・7面)
●経営の視点、転換点の自動車産業(日経・9面)
ひとくちコメント
「あの富士スピードウェイで今度は“爆発事故”」。そんな第一報を聞いて「一体何が起こったのか」と、ドキッとした人も多かっただろう。きょうの各紙によると、1日午後0時40分ごろ、静岡県小山町の富士スピードウェイの駐車場で、観客が持ち込んだカセットコンロのボンベが爆発し、周囲にいた20 - 44歳の男女6人が顔をやけどするなどの重軽傷を負った。
4人はドクターヘリで病院に搬送されたが、命に別条はないという。御殿場署の調べでは、けがをした人たちは、駐車場で昼食を調理しながらドリフト走行のイベントを観戦中だったそうだ。調理に使用していた3台のコンロのうち1台には、大きめのフライパンが乗せてあり、熱が逃げずにボンベが加熱して爆発した可能性もあるとみている。
富士スピードウェイでは2年前のF1日本GPで 道路が陥没したり、見えにくい観客席でクレーム騒ぎが続出していた。今回の”爆発事故”は運営上の問題とは直接関係ないが、カセットコンロ用のボンベはホンダ製の家庭用耕運機などにも使用されており、「使用上の注意」の周知徹底が求められる。