ポルシェの運転講習会…他社のオーナーでもOK

自動車 ビジネス 海外マーケット
運転講習会「ユードライブ@ポルシェ」
  • 運転講習会「ユードライブ@ポルシェ」
  • 運転講習会「ユードライブ@ポルシェ」
  • 運転講習会「ユードライブ@ポルシェ」
  • レッドブル F1ドライバー マーク・ウェーバー
  • レッドブル F1ドライバー マーク・ウェーバー

ポルシェは英国シルバーストーンの「ポルシェエクスペリエンスセンター」において、「ユードライブ@ポルシェ」を初開催した。ポルシェオーナーのみならず、他メーカーのスポーツカーの顧客など、合計70名が参加した。

ポルシェは2008年11月、ポルシェエクスペリエンスセンターをオープン。イングランド中部、ノーサンプトンシャー州のシルバーストーンサーキット改修工事に合わせ、2007年夏に着工。2008年11月下旬に完成した。

シルバーストーンサーキットの東側、広さ10.2ヘクタールの広大な敷地には、ハンドリングコースを始め、スキッドパッド、オフロードコースなど、さまざまな路面を再現。ポルシェ各車の高性能を体験してもらうと同時に、安全講習などを通じてセーフティドライブの大切さも伝える役割を担う。

このエクスペリエンスセンターを舞台に、ポルシェは「ユードライブ@ポルシェ」を初開催。ポルシェのドライビングスクールといえば、ポルシェオーナー対象の敷居の高いイベントを想像するが、「ユードライブ@ポルシェ」は、21歳以上なら誰でも参加可能。例えば10日の受講者は、ホンダ『S2000』、日産『350Z』(日本名:『フェレディZ』)、マツダ『MX-5』(日本名:『ロードスター』)などの日本車から、アウディ『TT』、アストンマーチンといった欧州製スポーツカーまで多彩な顔ぶれ。もちろん、ポルシェでの参加者も見受けられた。

講師陣も豪華で、レッドブルのF1ドライバー、マーク・ウェーバー選手などが運転技術を指導。実際にコースを走行するだけでなく、「ポルシェヒューマンパフォーマンス」と題して、室内で反射神経を高める訓練なども取り入れられた。

このユードライブ@ポルシェは、2010年も土曜日を中心に開催予定。参加費用は165ポンド(約2万4600円)である。ポルシェにとっては、同社のスポーツカーに対する関心を高める狙いもあるようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集