メルセデス・ベンツ日本は27日、『A170』『A200』『B170』『B200』、計4車種のドライブシャフトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年12月27日から2007年5月21日に輸入された2万1382台。
フロント・ドライブ・シャフトで、ホイール側ジョイント部のインナーレースの加工が不適切なため、耐久性が不足しており、繰り返しの加速等によりインナーレースの歯が摩耗し、タイヤに駆動力が伝わらなくなって走行不能となるおそれがある。
全車両、左右輪のシャフトの遊びを測定し、基準を満たさないものはフロント・ドライブシャフトを良品と交換する。
不具合発生件数は75件で、市場からの報告でわかった。事故は起きていない。