VWと米スタンフォード大学、新たな共同研究施設を建設

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DARPAアーバンチャレンジに参戦したパサート
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フォルクスワーゲンは23日、米スタンフォード大学内に「VWオートモーティブイノベーションラボ」(VAIL)の新研究施設を建設すると発表した。

VAILは未来のモビリティを研究開発する機関として、フォルクスワーゲンとスタンフォード大学が共同設立。その成果として最も有名なのが、人工知能を持つ100%コンピューター制御の完全自律走行車だ。米国国防省主催の「DARPAアーバンチャレンジレース」において、2005年は『トゥアレグ』が優勝、2007年は『パサートヴァリアント』が2位という快挙を成し遂げている。

今回、フォルクスワーゲンは200万ドル(約1億8500万円)を投資して、スタンフォード大学内に未来の自動車の安全性や環境性能を研究する施設を建設。750平方mの敷地に、建物とテストコースなどを設ける計画だ。さらに向こう5年間、毎年75万ドル(約7000万円)をスタンフォード大学の財団に寄付する。

フォルクスワーゲングループリサーチのJurgen Leohold代表は「スタンフォード大学との協力関係は、新たな段階に入った。自動車の未来に必要な画期的新技術が生まれると確信している」とコメントしている。

なお31日夜、スタンフォード大学で記念式典を行い、両者の新しい協力関係が正式発表されることになっている。

《森脇稔》

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