ルノースポール トゥインゴ にカップ仕様…足回りを徹底強化

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トゥインゴ133カップ
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ルノーは9月29日、欧州仕様の『トゥインゴ』に「ルノースポール・トゥインゴ133カップ」を追加した。足回りの専用チューンによって走行性能を高めるとともに、装備を省いて価格を抑えたホットハッチだ。

ベース車両は「ルノースポール・トゥインゴ133」。1.6リットル直4ガソリンエンジン(133ps、16.3kgm)を搭載し、0-100km/h加速8.7秒、最高速201km/hを誇るスポーツグレードだ。

133カップでは、カップサスペンションを標準装備。これは4mmローダウンのスポーツシャシーを組み込んだものだ。ダンパーは専用にチューンされ、スプリングはレートを10%アップ。タイヤはコンチネンタル「スポーツコンタクト」で、195/40R17サイズとなる。

また、快適装備も大胆に省略され、エコアン、オート式のヘッドライト&ワイパー、リアのティンテッドガラスが未装備。リアシートはスライド機構と分割可倒機能を廃したベンチシートとされた。

オプションで「ブラック&ホワイト」パッケージを設定。グラシアホワイトのボディカラーに、グロスブラック仕上げのドアミラー、リアスポイラー、フロントバンパートリムをセットした内容だ。

ルノースポール・トゥインゴ133カップは10月1日からオーダー受付を開始し、11月から納車が始まる予定。英国での価格は1万1795ポンド(約170万円)とベース車両の700ポンド(約10万円)安である。入門者向けのホットハッチといえそうだ。

《森脇稔》

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