ルノーF1チームは16日に短い声明を発表し、2008年シンガポールGPでの疑惑を認めた。
「INGルノーF1チームは、2008年シンガポールGPに関してFIAから追求されている件について、内容を争うつもりはありません。と同時にマネージンググディレクターのフラビオ・ブリアトーレとエグゼクティブディレクター・オブ・エンジニアリングのパット・シモンズがチームを離脱したことをお知らせします」
「2009年9月21日パリで行われる世界モータースポーツ評議会の公聴会を控え、チームがこれ以上コメントすることはありません」と、ルノー。
ドライバーに対して故意にクラッシュを命じるという前代未聞のスキャンダルだけに、ルノーには2007年スパイ騒動のマクラーレン以上の厳罰が下るのではないかとの見方もある。