トヨタ自動車は14日、『ランドクルーザープラド』を7年ぶりに全面改良して同日から販売開始した。1984年の初代投入から4代目となる新型車は、「いつでもどこでも行ける安心感と快適性」をキーワードに開発した。
車載カメラの映像によって車両周囲の路面状況を確認できる「マルチテレインモニター」や、3列目シートを電動で格納する機構など、世界初の技術を採用している。
国内ではトヨタ店系列で月間1000台を販売する計画。10月からは欧州、11月からは中東などでも販売を開始、世界約180か国・地域に投入する。
中東を中心とする世界での販売計画は「レクサス」ブランドで投入している北米を除き月間1万1000台。ピークだった2007年の同1万5000台の実績には及ばないものの、付加価値の高い大型商品だ。