iPhone用TomTomアプリ使ってみた…日本語で音声案内できる

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◆TomTomといえどApple流儀のGUI

さっそくインストールした待望のiPhone用『TomTom』を使ってみた。iPhoneのロックを外すと、画面上に『TomTom』のアイコン!タッチすると5秒ほどでメニュー画面が表示された。

メニューの表示方法は、これまでの『TomTom』製品の四角いアイコン方式とは異なる横長のコラム表示だ。初代からタッチパネル方式を採用してきた『TomTom』のアイコンは、小型画面でも指の大きさにあって走行中でも扱いやすかったので、これは少し残念だ。

コラム表示だと、上下の間隔が狭いので、特に車内での操作では指先に神経を集中させねばならないし、画面を横向きにした場合では表示されるメニュー数が縦の3分の2に減るのでスクロールの頻度が増えてしまう。 

といっても、これはあるいは僕自身が長く他バージョン含む『TomTom』ユーザーだった故の違和感かもしれず、また携帯電話ディバイスとしては大画面とはいえ限られた画面サイズだけにいたしかたない部分だ。またiPhoneの他アプリメニューとの統合性が重視されているので、初めて『TomTom』を使うiPhoneユーザーは違和感なく操作が出来ると思う。


◆回転式で電源付きの専用クレドールは便利

車載の場合には、既存の携帯ホルダーも使用できるが、別売りでiPhone専用のホルダーやクレードルも販売されている。縦よりも横画面の方が見やすいので、回転式で電源付きのiPhone専用クレドールは便利だ。『TomTom』純正の、外部GPS付きで精度を上げたガラス吸着式の専用クレドールも発売される予定だが、こちらは今回の発売には間に合わなかった。ちなみにこのクレドールはiPhone『TomTom』のメニューからオーダーすることもできるようだ。

目的地の設定は、既存の「自宅」「住所」「POI」「地図上」の他、iPhone上に登録されている連作先(電話帳)から選択することもできる。また、地図画面上でPOIを検索して表記されている電話番号に、iPhoneからワンタッチで電話すること出来るのは、携帯電話ディバイスならではの便利な機能だ。

画面表示は進行方向/ノースアップ(北上)がチョイスでき、2Dのほか、バードビューの3Dも選べる。Mapカラーは昼間8種類、夜間4種類から選択できる。


◆日本語で「キヨシ」くんが音声ガイド

ルート検索には『TomTom』最新の「IQルート」が採用されている。これは単なる最短ルートではなく、過去の交通状況、曜日や時間などによって最適なルートを割り出してくれるという優れもの。もちろん有料道路やフェリーなどの利用や「IQルート」の設定をオフにすることも可能だ。

操作画面の言語には日本語はないのだが、なんと音声ガイダンスには日本語が用意されている。英語圏なら男女数通りのボイスでのアナウンスが用意されており、それぞれ「ジェーン」「リチャード」と名前が付いているのは『TomTom』の特徴。日本語は男性のみで、「キヨシ」君が案内をしてくれる。

音声ガイダンスは本体スピーカーはもちろん、ブルートゥースヘッドセットを通して聞くこともできる。ナビと音楽の再生、携帯の通話も同時に行うことも可能だ。音楽再生中にガイダンスが流れる際は、その都度音楽が一時停止状態になるので、気になるのであればナビの音声をミュートさせることで対応すれば良い。 

逆に画面表示をオフにして音声ナビだけにすることでバッテリー消費を抑ることも可能だ。これはiPhoneユーザーにとっては気になるポイントだろう。ナビゲーション中はもちろん、常時スクリーンがオンなのでバッテリーの消費も早いので、1時間以上使うならDCアダプターの併用は必須だ。


◆使い勝手はPNDに遜色なし

ナビゲーション中に携帯に通話が入ると、画面は通話状態となり、通話終了後自動的に地図画面に戻る。が、正しい進行方向を認識し、表示するまで数秒ほど時間を要するので、高速走行時のインターセクションなどではマゴマゴしてしまうこともあるだろうか。

試しにポータブルタイプの『TomTom』と並べて使用してみた。ルート検索時間などは同等かそれ以上に速い。逆に進行方向を画面上部に設定した時に角を曲がってみると、画面の回転は僅かながら遅い。とはいえこれも実用上全く問題ない。結論から言って『TomTom』ユーザーにしてiphone愛用者の僕にとってこのアプリはMust Buy、Must Haveの出来だ。 


◆リアルタイムトラフィック情報の早期対応に期待

唯一不満に感じたのはiPhoneに標準インストールされているMAPアプリでさえリアルタイムの渋滞情報が得られるのに有料アプリのiPhone『TomTom』には現状でリアルトラフィック情報が反映されないこと。これも追加機能を続々とリリースして進化して行く事を期待したい。

※本記事は北米での利用レポートです。現在、日本国内向けにTomTomアプリはリリースされていません。
《ケニー中嶋》

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