JR東日本は、最新型電車『E233』系を京葉線に投入し、輸送の安定性を向上させるとともに、情報案内装置による運行情報やニュースなどの提供、各種車内設備の改良によるサービス改善を図る。
この電車は、中央快速線、京浜東北線と同様のE233系で、優先席を含む車両端の荷棚、吊手高さの変更、優先席エリアの明確化のほか、床面高さを低くしてホームとの段差を縮小するなど人にやさしい車両となっている。
WiMAXを活用した情報案内装置を各ドア上に設置して、運行情報やニュースなどを表示する。また、拡幅車体の採用により、混雑緩和も図る。
電気機器や保安装置など主要機器を二重系化し、車両故障による輸送障害の低減を図る。