いすゞ自動車は25日、大型トラクタ『ギガ』のリアフェンダブラケットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2003年7月31日から2009年1月20日に製作された7135台。
空気ばね緩衝装置付大型トラクタで、後部灯火器類及び反射板を固定しているブラケットの強度が不十分なため、トレーラを連結しない状態で段差等を繰り返し通過すると、リアフェンダブラケット及び反射板ブラケットに亀裂が生じ、ブラケットが損傷して灯火器及び反射板が脱落するおそれがある。
全車両、リアフェンダブラケット及び反射板ブラケットを対策品と交換する。
不具合発生件数は109件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。