ポルシェジャパン、新型 911ターボ 予約受付を開始

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ポルシェジャパンは7日、フランクフルトモーターショーでワールドプレミアとなるポルシェの新たなフラッグシップ『911ターボ』と『911ターボカブリオレ』の受注受付を8日22日から開始すると発表した。 

第7世代となる新型911ターボは、最高出力500PSを発生する新開発の3.8リットルエンジンを搭載する。このエンジンは、35年におよぶ911ターボの歴史を通じて初めて全面的な改良を施されたもので、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)の採用に加えて、可変タービンジオメトリー(VTG)を特徴とするポルシェ独自のターボチャージャーをガソリンエンジンに搭載。これにデュアルクラッチトランスミッションの7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を組み合わせる。

また、PDK搭載モデルには、新たなオプションとしてこれまでのPDKステアリングホイールに加えてギアシフトパドル付きスリースポークステアリングホイールを設定する。
 
オプションのスポーツクロノパッケージ・ターボは、ギアシフトパドルとPDKステアリングホイールの両方に対応し、ローンチコントロールとスポーツ、スポーツプラスモード用のディスプレイを装着する。2つのステアリングホイールによりディスプレスのデザインは異なる。
 
また、燃費性能も向上しており、先代モデルよりもCO2排出量を約18%低減した。EU5基準に基づく走行距離100kmあたりの燃料消費量は11.4 - 11.7リットル。
 
こうした環境性能を達成しながら、静止状態から時速100kmに達するまでのタイムは4秒以下で、時速200kmに到達するまでの時間も12秒以下。最高速度も310km/h以上をマークする。
 
今回のニューモデルには、リアアクスルの駆動力を可変配分するポルシェ・トルク・ベクタリング(PTV)が新たなオプション装備として設定する。このシステムは俊敏性を向上させるとともに精緻なステアリングを実現する。

新型911ターボにはクーペとカブリオレを設定、2009年11月のドイツを皮切りに、世界各地で順次販売開始となる。
 
価格は911ターボの7速PDK仕様が2051万円、911ターボカブリオレが2230万円。

《レスポンス編集部》

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