気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年7月31日付
●京葉線ストップ炎天下、駅へ歩く(読売・1面)
●電気自動車普及へGO 充電器規格統一へ(読売・10面)
●国管理の22空港赤字、国交省集計(朝日・1面)
●前社長ら4人に17億円を請求へ、不正支出でフタバ産業(朝日・10面)
●三洋電機業績上方修正、デジカメ好調(毎日・8面)
●自動車輸出59%減、生産も45%減、下落率最大に、1-6月(毎日・8面)
●任天堂4年ぶり減収減益(産経・11面)
●混迷、独自動車再編(東京・3面)
●日経平均が年初来高値、車・環境関連がけん引、内需株は不振鮮明(日経・5面)
●ルノー最終赤字3600億円(日経・7面)
●自動車、欧州で減産緩和(日経・9面)
●期間従業員採用、三菱自が350人、名古屋製作所(日経・9面)
●マツダ、三菱自、最終赤字が縮小、4-6月(日経・15面)
ひとくちコメント
30日の東京株式市場で日経平均株価が急伸。前日終値比51円97銭高の1万0165円21銭となり、6月12日以来の年初来高値の更新となった。「4 - 6月期決算で業績の底入れ傾向が確認された自動車株や、成長期待の集まる環境関連株が買われた」(日経)という。
そんな中、きょうの日経が昨年末と比較した主要銘柄の株価騰落率を掲載している。それによると、上昇率が最も高かったのは家電需要の回復を受けた太陽誘電で2.5倍に上昇。2位は日産自動車で2.1倍。このほか、ベスト20には、明電舎、スズキ、デンソー、マツダ、富士重工、日野自動車,GSユアサなど自動車や追い風の環境関連銘柄が軒並み目立つ。
例えば、電気自動車の開発に積極的に取り組む日産は今年2月9日に261円の最安値を付けたが、30日には697円の高値。わずか半年で2.6倍にも跳ね上がった計算だ。ただし、昨年1月までの日産の株価は1000円を超えており、依然として額面割れの投資家も多い。