メルセデスベンツ Eクラス…新エンジン追加

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ダイムラーは17日、メルセデスベンツ『Eクラス』の欧州仕様に2つの新エンジン搭載車を設定した。ガソリン、ディーゼルともに、環境性能に優れる最新直噴ユニットを搭載する。

ガソリンは「E200CGIブルーエフィシエンシィ」が新登場。直噴1796cc直4ターボは、最大出力184ps、最大トルク27.5kgmを発生する。トランスミッションは6速MT。0-100km/h加速8.5秒、最高速232km/hのパフォーマンスと、欧州複合モード燃費13.89km/リットル、CO2排出量169g/kmの環境性能を両立した。

この環境性能の高さには、可変インテーク&排気カムシャフト付きの直噴システム、アイドリングストップ機能などが貢献している。

ディーゼルは「E200CDIブルーエフィシエンシィ」を投入。直噴2143cc直4ターボは、最大出力136ps、最大トルク36.7kgm。トランスミッションは6速MTで、0-100km/h加速10.2秒、最高速210km/hの実力だ。ディーゼルならではの環境性能は、欧州複合モード燃費18.18 - 19.13km/リットル、CO2排出量137 - 145g/kmと高水準。最新のコモンレールダイレクトインジェクションが、この環境性能を実現する中核技術だ。

2つの新グレードは9月に欧州市場でリリース。ドイツでの価格は、ガソリンのE200CGIブルーエフィシエンシィが3万9508ユーロ(約527万円)から、ディーゼルのE200CDIブルーエフィシエンシィが3万8734ユーロ(約516万円)から。ダイムラーは「Eクラスセダンのラインナップが完成した」と語っている。

《森脇稔》

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