NEXCO中日本(中日本高速道路)は8日、管内のSA計3か所に高速道路で初めて「外部電源式アイドリングストップ給電スタンド」を設置し、17日の15時から運用開始すると発表した。
外部電源式アイドリングストップ給電スタンドを利用することで、外部電源式冷暖房装置を搭載したトラックは、給電スタンドからの電力でエンジンをかけずに車両の冷暖房を行うことができる。不要なアイドリングが抑制されることで、CO2排出の削減、地球温暖化やNOx、SPMなどの排出による局地的な大気環境の悪化の抑制、燃料消費コストの低減を図ることができるとしている。
設置されるSAは、中央自動車道・談合坂SA上り線と、新名神高速道路・土山SAの上下線の計3か所。
また同社は、8日より事業用トラック事業者を対象に、給電スタンドの利用モニターを募集する。アイドリングストップによるコストダウンや環境対策に積極的な会社を支援し、給電スタンドの利用状況や課題を把握しながら、普及促進に努めていくとしている。