東京都港区の泉ガーデンで7月下旬から開始される予定の「アウディプレミアムカーシェアリング」。アウディファイナンシャル サービス、アウディ ジャパン、住友不動産は泉ガーデンの利用対象車のなかからどれぐらいの会員を獲得しようと考えているのか。
住友不動産は「目標は居住者全体の3分の1から半分ぐらい」、アウディは「利益は二の次。当面は利益をあげることよりも、当社製のクルマの高い走行性能やクオリティーをアピールするための、斬新なマーケティング手法と考えている」と話す。
今回、同サービス向けに設定した『A5』(クーペ)、『A6アバント』(ワゴン)、『TTロードスター』(オープン)の3タイプの車両は、ターゲットのニーズからではなく、あくまでアウディ・ブランドを体験させるのにふさわしい車種として選ばれたという。
アウディは今後、ひと月の賃料が100万円を超えるような部屋もある泉ガーデンレジデンスの居住者であるユーザーの声を取り入れながら、「適宜車種構成の変更も視野に入れて同サービスに取り組んでいく」という。