全体相場は大幅続伸。米国市場のハイテク株高、円相場の弱含みを好感し、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。アジア市場が堅調展開となったことも後押しし、平均株価の上げ幅は一時280円を超えた。もっとも上値圏では利益確定の売りが出て、結局は205円高の9796円で引けた。円相場が1ドル=96円台に軟化したことを受け、自動車株は全面高となった。
日産自動車が前日比15円高の585円と続伸。トヨタ自動車、ホンダは5月の国内生産がともに前年同月比4割減となったが、80円高の3700円、60円高の2625円と続伸した。日野自動車も続伸し、マツダや三菱自動車工業も反発。