国土交通省は19日、型式指定自動車以外の自動車についても燃費値を算定できるよう、特定改造自動車のエネルギー消費効率の算定実施要領案を定め、意見募集を開始した。新規告示として制定するもので、算定した燃費値をもとに計算した燃費基準達成レベルを車検証に記載するよう関係告示も改正する。
自動車メーカーは、型式指定車と原動機、一酸化炭素等発散防止装置、動力伝達装置および燃料の種類が同一で特装・改造等を行った自動車について、申請により燃費値の算定を受けることができるようになる。
メーカーは、所有者または使用者から請求があった場合に、燃費値等を記載した算定燃費値取得済証を交付しなければならない。
意見募集は、国土交通省ウェブサイトで7月18日まで受け付けている。