富士通テンは、5月20日に発表された富士重工業のスバル『レガシィ』向けに、「ラジオ用アンテナアンプ」と「地上デジタルTV用アンテナアンプ」が採用されたと発表した。同社が富士重工に標準装着品を納入するのは初めて。
ラジオ用アンテナアンプは、日本と北米で生産される全車種に標準装備される。地上デジタルTV用アンテナアンプは、国内向けのカーナビゲーション付車両(メーカー装着オプション設定車両)に装着される。
アンテナアンプは、受信した信号を増幅させ受信性能を向上させるもの。今回、富士重工は、長年培ってきた移動体における電波受信の技術力やラジオ・カセット・CD・TV・カーナビなど先進のカーAV機器を数々の自動車メーカに納入してきた実績、グローバルな生産供給・サービス体制などを評価、採用を決めたとしている。
今回の採用を皮切りに、今後も富士重の期待に応えられるよう積極的な提案を実施していくとしている。