ジーリー(吉利汽車)は外資と提携していない中国民族系メーカー。2006年1月のデトロイトモーターショーに初出展し、「1万ドル以下の新型車を米国で発売する」と宣言して、おおいに話題を振りまいた。『IG』は、超小型、低コスト、ハイテクをコンセプトに製作された電気自動車のコンセプトカー。太陽光による発電とバッテリーによって駆動し、ゼロエミッションを実現するとしている。名前の「IG」 は「Intelligent Geely」を意味する。ジーリーによると、パワーユニットを除く車両価格は約1万元に抑え、ユーザーの利用シーンに合わせて容量・出力の異なるバッテリー&モーターユニットを選択してもらうという。スペックシートでは“3+1”という独創のシートレイアウトを謳うが、実車を見ると、フロントは中央に運転席が置かれ、その斜め後ろに後席が2つ置かれる変則3シーターで“+1”は見あたらない。後席シートの中間には肘掛け程度の大きさの小さなフリップ式の板はあるが……。ルーフに加えてフロントボンネットには太陽光パネルが設置されバッテリーへの給電をおこなう。ドアはガルウイング式。インパネ液晶ディスプレイはタッチパネルで直感的な操作が可能という。フロントシートは回転機構が付き、停車時には対座も可能。リアシートは折りたためる。
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