WRC ローブ、市街地で白煙まみれ

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WRC(世界ラリー選手権)シトロエンチームのエースドライバー、セバスチャン・ローブ選手は18日、アルゼンチン・ブエノスアイレス市内で、シトロエン『C4WRC』のデモンストレーション走行を実施。その華麗なテクニックを披露した。

このイベントはWRC第5戦のラリー・アルゼンチン開幕前に、スポンサーのレッドブルが主催したもの。公道上の特設コースを、ローブ選手が全開走行して見せた。

ローブ選手は1974年、フランス生まれの35歳。ラリーデビューは1997年と遅咲きだが、その才能をメキメキと発揮し、2001年にはシトロエンWRCのワークスドライバーに抜擢された。2004年には初のドライバーズチャンピオンに。その後、2008年までの5年連続でドライバーズチャンピオンを獲得。いま、最も速いラリードライバーである。

ローブ選手はこのデモ走行の後、26日が最終日のラリー・アルゼンチン本戦でも大活躍。見事、2009年シーズン開幕5連勝を達成している。

ローブ選手の過激なデモンストレーションの様子は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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