ジャガーは20日、上海モーターショーで新型『XJ』のティーザーキャンペーンを開始した。新型は7月9日、英国ロンドンで正式デビューを飾る予定だ。XJは、ジャガーのラインナップにおけるフラッグシップサルーン。新型は次世代アルミボディ構造を採用し、軽量かつ高剛性な革新的サルーンを提案する。新開発のエンジンはジャガーとしては3世代目のV8で、トップグレードには、『XFR』『XKR』と共通の直噴5.0リットルV8スーパーチャージャー(510ps)が搭載される。ディーゼルも新しいV6を用意。ガソリン、ディーゼルともに時代が求めるクリーンな排出ガス性能と高い燃費性能を両立しているという。ボディは現行と同じく、標準ボディとロングボディの2種類を設定する。新型XJは7月9日、英国ロンドンで正式発表。今年末から販売を開始し、2010年初頭には第1号車がデリバリーされる予定だ。ジャガーは新型の真上から見た写真1点を公開。屋根全面を覆うように、爽快なガラスルーフを採用しているのが目を引く。ジャガーカーズのMike O'Driscollマネージングディレクターは、「新型XJが最高のラグジュアリーサルーンを定義する」と自信たっぷり。メルセデスベンツ『Sクラス』、BMW『7シリーズ』、アウディ『A8』などのライバルに、堂々の戦線布告だ。
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