BMWは10日、『X3』に「xドライブ18d」グレードを追加した。欧州複合モード燃費16.2km/リットル、CO2排出量165g/kmというクラストップの環境性能が売りだ。
Xドライブ18dのエンジンは、最新のコモンレール技術やオールアルミ製クランクケースなどを採用した直噴2.0リットル直4ディーゼル。最大出力143ps/4000rpm、最大トルク35.7kgm/1750rpmを発生する。0-100km/h加速10.3秒、最高速195km/hとパフォーマンスは実用的だ。
驚くべきは環境性能の高さで、欧州複合モード燃費は16.2km/リットル、CO2排出量165g/kmとクラストップの実力を備える。この数値は「xドライブ20d」グレードの15.4km/リットル、172g/kmを超える性能だ。排出ガス性能はユーロ5に適合している。
X3は2003年9月のフランクフルトモーターショーで発表以来、世界累計50万台以上を販売。新ディーゼルは欧州でのX3人気を、さらに確かなものにしてくれそうだ。