ボルボ S60、ファイナルモデルがラインオフ

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ボルボは3月31日、『S60』の最終モデルがベルギーのゲント工場から出荷されたと発表した。

S60は「4ドアスポーツクーペ」をテーマに、2001年1月に発売。従来の『S70』の後継車種として企画され、流麗なシルエットを持つ4ドアサルーンは、顧客に好意的に受け入れられた。

2000年末から2009年3月末までの累計生産台数は、57万8292台に到達。ゲント工場で最も多く生産されたモデルとなった。年間最多生産となったのは2001年で、10万8906台のS60が出荷されている。

最終仕様となったのは、ボディカラーがサファイアブラックで、エンジンは2.5リットル直5を搭載した1台。ファイナルモデルはゲント工場のスタッフに見送られ、台湾の顧客の元に届けられた。

ゲント工場では今後、生産ラインのリニュアルを実施し、次期S60の生産に備える。次期S60は1月のデトロイトモーターショーに出品された『S60コンセプト』がベース。4ドアスポーツクーペのキャラクターには、いっそうの磨きがかけられ、さらに美しいスタイリングを実現している。

次期S60は2010年に生産が始まる予定。ゲント工場のDerek Jessimanマネージャーは「S60はボルボにとって重要なモデル。次期型はボルボの最新テクノロジーが注入されたモデルになる」とコメントしている。

《森脇稔》

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