バンコクモーターショーでワールドプレミアがおこなわれたのが、新型メルセデスベンツ『Eクラスクーペ』の右ハンドルモデル。展示車両は「E350アバンギャルド」の「スポーツAMGパッケージ」で、200kWの3.5リットルV6エンジンを搭載している。価格は799万バーツだから、日本円にしてなんと2180万円。税金の関係で日本よりもずいぶん割高な印象だ。メルセデスベンツにとって有数の右ハンドル市場である日本はもちろんイギリスよりも早くタイで発表されるのは、タイの高級車マーケットが重視されているからである。イギリスのメルセデスベンツファンは、イギリスよりも早くタイで新型車が発表されることに怒っているという。しかし、今ではイギリスよりもタイのメルセデス市場のほうが大きいので仕方がないところだろう。