JVC・ケンウッド・ホールディングスは27日、完全子会社であるケンウッドが保有する親会社の株式を自己株式として取得、大量保有報告書を提出した。
ケンウッドは、2007年8月に日本ビクターが実施した第三者割当増資6153万9000株を引き受け、ビクター株式を取得した。ケンウッドとビクターは、昨年10月1日付で株式移転により共同持株会社である持株会社を設立し、経営統合したが、これに伴ってケンウッドは持株会社の完全子会社となり、ケンウッドが保有するビクター株式に対して1億2307万8000株のJVC・ケンウッドHD株式が割当交付された。
今回、このケンウッドが保有する親会社の株式11.29%分をケンウッドからの現物配当としてJVC・ケンウッドHDが取得した。