JVCケンウッドの「とんぼ池」、国連OECMデータベースに新規登録…生物多様性保全に寄与

JVCケンウッド敷地内の「とんぼ池」
  • JVCケンウッド敷地内の「とんぼ池」

JVCケンウッドは10月29日、同社が所有する「とんぼ池」を含む「横浜・京浜の森」が、国連環境計画世界自然保護モニタリングセンター(UNEP-WCMC)が管理する国際データベース「WD-OECM」にOECMとして登録されたと発表した。

「横浜・京浜の森」は横浜市の「京浜の森づくり」事業の一環で、企業・市民・行政が協働し京浜地区の緑地や施設を公共の緑地と整備している。JVCケンウッドは本社横浜事業所内の敷地で「とんぼ池」を管理・整備している。

「とんぼ池」は2003年より「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」の活動に賛同し、ビオトープとして維持されている。毎年行われるトンボの生態調査にも継続的に参加している。

2024年10月には環境省から「自然共生サイト」に認定され、今回のOECM登録は、生物多様性と気候変動に対するグローバル課題としての対応に貢献し、2030年までに地球の陸と海の30%以上を保全する国際目標「30by30目標」の実現を支援するものとなっている。

同社は中期経営計画「VISION2025」の中で、サステナビリティ戦略の一環として「JKグリーン2030」を策定し、「生物多様性の保全」を重点項目としている。今後も行政や専門家、国内外の事業所周辺地域と連携し、環境保全活動を継続していく、としている。

《森脇稔》

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