出光興産は、子会社である出光スノーレ石油開発がノルウェー現地法人出光ペトロリアムノルゲを通じ、9.6%の権益を保有する探鉱鉱区PL089の「ビグディスノースイースト」構造で試掘をした結果、油の集積を発見したと発表した。
試掘に成功した構造は、すでに生産を行っているビグディス油田の北東に位置し、水深約290メートル、海面下約2350メートルの深度に広がっている。
試掘の結果、推定埋蔵量約2500万バレルが確認された。今後、詳細に埋蔵量の評価・検討を実施する計画。
PL089鉱区では、すでにスノーレ、ビグディス油田を含む計5油田群で生産を行っている。