シャープは、ワンセグ放送の2番組を同時に受信できるワンセグ放送受信用チューナーモジュール「VA3A5JZ923」を3月30日から量産開始する。
国内携帯電話端末のワンセグ放送受信機能搭載率は、すでに85%を超えているが、今後は端末の差別化を図る上でも受信機能に新たな付加価値が求められるとしている。
今回開発したワンセグ放送受信用チューナーモジュールは、チューナーICとOFDM復調ICを2個ずつ搭載することにより、ワンセグ放送を2番組同時に受信できる。このため「2画面表示」や「裏番組録画」などが可能。
また、1番組だけを受信する場合は、2つのチューナーの受信信号を合成し、安定した受信状態で映像を映し出すダイバーシティ対応で、-112dBmの高感度受信が可能となる。
さらに、独自の高密度実装技術により、小型パッケージサイズを実現した。