メルセデス・ベンツ日本が23日から発売した『Gクラス』30周年記念モデルは、価格が「G550ロング」が1327万円、「G55AMGロング」が 1740万円となり、前モデルから30万 - 60万円ほどアップするが、それでも年間400台前後は順調に売れるモデルだと同社はいう。
同車が売れ続ける理由のひとつに、芸能界・ファッション界などをはじめとしたクリエイティブな業界などで働く人たちのステータス的シンボルとして愛され続けている状況がある。
「第一線で活躍する業界人がGクラスを乗りこなす姿を、若い人たちが見て、憧れることで、このクルマの魅力が受け継がれていく」(同社商品企画部・ゲルティンガー剛氏)という。
業界では「いつかはベンツ」の代わりに「いつかはゲレンデヴァーゲン」と今でも語られているようだ。