ミシュランは10日、トヨタ自動車が欧州市場に投入する『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)の1リットルガソリンエンジン搭載車に『ミシュラン・エナジー・セイバー』が標準採用されることになったと発表した。
ミシュランでは、エナジーセイバーの転がり抵抗の大幅低減、優れたグリップ、トレッドの長寿命、快適な乗り心地によって、トヨタが都市型コンパクトカーのタイヤに求めるニーズに対応したとしている。ミシュランとトヨタはこの目標を達成するため、密接に協力。両社の研究開発チームによって、コンパウンドに新しい種類のシリカを加える今までにないソリューションを採用、タイヤの設計・製造過程も見直した。
ミシュランとトヨタは今後も、開発パートナーシップとして自動車をより安全で、経済的に、環境にやさしくするためのシンプルで手頃なソリューションを提供していく方針。