GMは、2007年4月にニューヨークモーターショーで披露された『ビートコンセプト』の市販版『スパーク』を出展した。ニューヨークで出展した3台のコンセプトカーの中から、インターネット投票でビートコンセプトが一位となったため市販化を決定したという経緯を持つ。
ビートコンセプトは3ドアだったが、スパークは5ドア。しかし、リアのドアノブをCピラー近くのブラックアウト部分にレイアウトすることで、3ドア風に見せている。全長は3640mm、ホイールベースは2375mm。コンパクトカーとしては長めのホイールベースが、室内空間に大きなゆとりを与えている。
最近のシボレー車に共通する「デュアルコクピット」も導入。これはボディカラーと同じ色をドアパネルやダッシュボード、シート生地に使用する手法だ。安全装備は充実しており、運転席&助手席エアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ、ABS、ESP(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)などが用意される。