欧米人でも問題ない広さを有するレクサス『RX350』。日本人としては大柄な180cm+・90kg+の記者が乗り込んで、実際にどれぐらい広いのかを体感してみた。後席も非常にゆったりとしており、記者クラス3人が座っても大丈夫そう。
室内幅は最大で1560mmあり、腰幅が45cmほどの記者でも、ギュウギュウ詰めで無理やりお尻を押し込んで座る必要はなさそう。ただ、肩幅は60cmあるので、さすがに全員でゆったりくつろいで座るというわけにはいかない(そんなことするには横幅2.4mほど必要)。左右の人がドアに寄りかかってもらったりしないと、3人揃ってシートに身を預けて座るというのは難しそうだ。
ヒザ周りは、前後席間が比較的あるので、前席に無理して前に出てもらわなくても余裕がある。また、シート下につま先を入れられるので、その点でもさらに楽だ。特に大柄な人にとっては助かるだろう。なお、後席も6:4で分割して、左右個別に前後にスライドさせられる仕組みだ。
後席にふたりしか乗らない場合は、リアドア内側のアームレストだけでなく、中央席の引き出すタイプのアームレストを使えるので、よりいっそうゆったりとできる。幅は前席のセンターアームレストと同じぐらいだ。後席のフロアはフラットなので、左右の移動もしやすくなっている点もポイントだ。