フォルクスワーゲングループと東芝は12日、ドイツ・ウォルフスブルグ市内で電気自動車の開発に協力する趣意書に署名したと発表した。
両社は今後、フォルクスワーゲンが計画を進める「New Small Family」という新しい小型モデルシリーズに搭載される電気パワートレインおよびパワーエレクトロニクスの開発、次世代電気自動車のための高エネルギー密度のバッテリーシステムの開発に取り組む計画だ。
フォルクスワーゲングループ会長・Dr.マルティン・ヴィンターコルンはこの提携について「量産レベルの電気自動車の開発に向けて大きな前進になる」と強調。今後も、東芝を始め技術力を持つ複数との企業との連携を通じて、電気自動車の量産へ向けた研究開発を進めていくとしている。