石油情報センターが発表した石油製品の店頭価格週次調査によると、2月9日時点でのレギュラーガソリン全国平均価格は1リットル当たり108.9円で、前の週に比べて0.6円値上がりした。小幅な値上がりながらこれで4週連続の値上げとなった。
ガソリン価格は、石油元売各社が減産を強化して需給が引き締まったことから、卸価格を小幅に引き上げており、値下げ競争も一段落したことから上昇に転じている。
レギュラーガソリンは0.5円アップの119.7円だった。
これに対して軽油は、0.3円ダウンの101.7円となり、2週連続で値下がりした。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、2月12日のレギュラーガソリンの全国平均価格は103.1円/リットル、ハイオクは 113.8円/リットル、軽油は92.65円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。