【シカゴモーターショー09】フォードトーラス 新型…最強仕様のSHOが復活

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フォードモーターは11日、シカゴモーターショーで『トーラスSHO』を発表した。3.5リットルV6ツインターボ(365ps)を搭載。V8並みのパワーとV6の燃費を両立している。

トーラスに初めて「SHO」グレードが設定されたのは1989年。SHOとはスーパー・ハイ・アウトプットの略で、ヤマハが設計とチューニングを手がけたアルミ製3.0リットルV6(220ps)を搭載。1999年までの約10年間に10万台以上が販売された。

10年ぶりに復活したトーラスSHOは、1月のデトロイトモーターショーで披露された新型トーラスの最強グレード。圧倒的なパワーを発揮しながら、優れた環境性能を実現している点が、新世代SHOらしい部分だ。

パワーユニットは3.5リットル直噴V6ツインターボの「エコブースト」。エコブーストは2008年1月に発表された直噴ターボを核とした新技術で、燃費は約20%、CO2排出量は約15%低減。すでにこのV6は、フォードブランドやリンカーンブランドの数車種に導入されている。

トーラスSHOのエンジンには、エコブーストとしては最強のパフォーマンスが与えられた。最大出力は365ps/5500rpm、最大トルクは48.4kgm/3500rpm。トーラスのベースグレードの3.5リットルV6「デュラテック」(263ps、34.4kgm)よりも、102ps、14kgm力強い。V8と同等のパワーを発生しながら、燃費はV6クラスに抑えられているという。

また、このエンジンはトルクバンドが1500 - 5000rpmと広く、日常領域をカバー。トランスミッションは6速ATの「セレクトシフト」でパドルシフトが付き、シフトダウン時にはエンジン回転数を同調させる「マッチレブ」機能を採用する。駆動方式はトルクセンシング4WDで、足回りにはスポーツサスペンションと19インチのグッドイヤー『イーグルF1』タイヤが奢られた。

外観はメッキを強調した専用グリルが装着されるほか、5本スポークの専用アルミホイール、トランクリッドスポイラー、ツインクロームエグゾーストなどが識別点。室内はスエード&レザーシート、アルミペダルなどで、スポーティな雰囲気を演出する。

トーラスSHOは今夏から全米で発売され、価格は3万7995ドル(約340万円)。パワーとエコを両立した新世代スポーツサルーンが、新型トーラスのイメージリーダーの役割を担う。

《森脇稔》

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