ヒュンダイ・モータージャパンは5日、韓国・現代自動車製の大型観光バス『ユニバース』を発表。同日から開設した商用車部門で販売を開始した。
現代ユニバースは2006年に韓国内での販売を開始。同社では「大型バスの世界戦略車」と位置づけており、以後は韓国内の販売に留まらず、ヨーロッパやアジアなど世界各国に向けて輸出されている。
日本国内での販売にあたっては、インポーターであるヒュンダイ・モータージャパンが輸入車特別取扱制度=PHPで国土交通省の型式認定を取得。単に右ハンドル化しただけではなく、様々な法規もクリアした。
最大の特長はエンジンを「平成17年 新長期排出ガス規制」に適合させたこと。同様の厳しさを持つ欧州基準「Euro 5」にも適合させており、現時点では最も優れた環境対応ディーゼルエンジンともいえる。
価格は仕様によって異なるが、ベーシックモデルで税込み価格が2500万円。国内の同レベルタイプよりも数百万円安く、燃費も良いという。