コマツが中国工場を移転、テクノセンターも新設…事業拡大

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コマツは、中国での建設・鉱山機械事業の拡大を図るため、主力生産拠点のひとつである小松(常州)建機公司(KCCM)を移転すると発表した。

常州市に新たな工場用地を取得し、KCCMを移転する新工場を新設する。コマツの中国統括会社KCのテクノセンターも新設する計画だ。
 
取得した土地面積は約63万平方メートル。移転する新工場は2010年1月から操業する予定だ。
 
1995年に設立したKCCMは、当初ホイールローダーの生産からスタートしたが、その後の中国市場拡大に合わせ、大型油圧ショベル、鉱山用ダンプトラックと生産機種を拡げ、生産台数を順調に伸ばしてきた。
 
世界的な金融危機の影響もあり、中国市場も厳しい状況となっているが、持続的な経済発展、都市化の進展を背景に、中国ではインフラ整備や鉱山開発が不可欠で、中長期的に建設・鉱山機械市場は更なる伸びが見込まれる。
 
こうした状況下、KCCMはこのほど新たに現敷地の約2倍の面積の土地を確保し、工場移転を決定した。

《レスポンス編集部》

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