メルセデスベンツ日本は15日、『ビアノ』と『V350』の応急用スペアタイヤに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2003年11月21日 - 2008年6月23日に輸入された1720台。
応急用スペアタイヤを車体下部に固定するブラケットの設計が不適切なため、走行中の振動でブラケットと巻き上げケーブルが接触して摩耗し、ケーブルが破断してタイヤ固定具が外れ、スペアタイヤが脱落するおそれがある。
全車両、応急用スペアタイヤ固定装置を対策品と交換する。
不具合の発生はなく、メーカーからの報告でわかった。事故は起きていない。