石油情報センターが発表した石油製品の店頭価格の週次調査によると、5日時点のレギュラーガソリンの1リットル当たりの全国平均価格は前回調査と比べて3.8円下落して106.8円となり、ついに110円を割り込んだ。
調査は年末年始をはさんで2週間ぶりとなったが、原油調達コストの下落や需要の低迷で、在庫がだぶつき、依然として下落傾向が続いている。販売競争の激しい群馬などでは102.7円にまで下落している。
ハイオクガソリンは3.9円下落して117.7円と、110円台に突入した。軽油は3.3円下落して102.7円だった。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、1月7日のレギュラーガソリンの全国平均価格は97.5円/リットル、ハイオクは107.3円/リットル、軽油は92.75円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
石油情報センターによる都道府県別平均値でレギュラーガソリン最安値の群馬県は、e燃費では95.4円/リットルで9位。e燃費による最安値は高知県の92.6円/リットルとなっている。