スバルのWRCエースドライバー、ペター・ソルベルグ選手。スバルがWRC撤退表明直前の12月14日、イタリア・ボローニャで行われたイベントで、とんだ災難に見舞われた。このイベントの名称は「2008 ベッテガメモリアルラリースプリント」。WRC最終戦の1週間後に開催されたイベントで、2008年のWRCチャンピオン、セバスチャン・ローブ選手(シトロエン)をはじめ、フランソワ・デュバル選手(スバル)、ジジ・ガリ選手(フォード)など、トップドライバーが参加した。エキシビジョンレースということもあり、この日のソルベルグ選手はいつにも増してファンサービスに熱心だった。競技終了後のパレードで走行中のマシンから身を乗り出す得意の「ハコ乗り」を披露。約1万人の大観衆は当然、大盛り上がりだ。声援に調子づいたソルベルグ選手、今度はマシンの屋根に登る「立ち乗り」にチャレンジ。と、ここまでは良かった。マシンのドアが閉まったことに気づかなかったソルベルグ選手、車内に戻ろうとしたところ地面に落下。彼のマシン、『インプレッサWRC』は無人のまま走り出してしまったのだ。慌てて起き上がり、インプレッサを追いかけるソルベルグ選手。しかし、インプレッサは前進を続け、タイヤバリヤにぶつかってようやく止まった。スタンドのファンは皆、お腹を抱えて大爆笑である。それにしても、ソルベルグ選手をはじめ、関係者に怪我人が出なかったのは不幸中の幸いだった。2003年WRCチャンピオンでありながら、とってもお茶目なソルベルグ選手。彼のキャラクターが全開のようすは動画共有サイトで見ることができる。
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