新日本石油は、石油開発部門である新日本石油開発が子会社日石マレーシア石油開発を通じて、マレーシア・サラワク沖SK10鉱区の生産開始5周年を記念し、サラワク州ミリ市のミリ総合病院に対し、総額33万3000リンギット(約1000万円)相当の医療機器を寄付したと発表した。
日石マレーシアは、1987年にマレーシアのボルネオ島サラワク州沖合に位置するSK10鉱区の権益を取得し、オペレーターとして探鉱活動を行った結果、1990年にヘラン・ガス田を発見した。その後、2003年11月に同ガス田で天然ガスとコンデンセートの生産を開始した。
同ガス田で生産された天然ガスはサラワク州ビンツルで操業中のMLNGティガ社の液化プラントで液化され、日本国内で販売している。
このSK10鉱区からの生産開始5周年を記念し、サラワク州ミリ市のインペリアル・ホテルで、地元の役所関係者、ペトロナス関係者などを招待した記念セレモニーを開催し、この中で日石マレーシアからミリ総合病院に対して医療機器の目録を贈呈した。