【全力案内!アプリ紹介】渋滞に強みを発揮するプローブ対応ケータイナビ

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野村総研グループ初のコンシューマ向けサービス

2007年夏に野村総合研究所(NRI)が全額出資して設立したベンチャー企業が「ユビークリンク」だ。同社は、NRIグループとしては初のコンシューマ向けサービスであるケータイ総合ナビ『全力案内!』を同年10月にスタートさせた。

全力案内!アプリが利用可能なのは、NTTドコモの903i以降、およびソフトバンクモバイルの92x(xは数字が入る)以降のGPS搭載端末。月額利用料は210円。なお、機種ごとの詳細な対応情報は全力案内!のウェブサイトに掲載されている。この記事ではドコモ端末向けの最新版アプリに基づいて紹介していこう。

◆大規模なプローブ網を構築して渋滞情報を配信

全力案内!の最大の特徴が、VICSにプローブ情報(統計およびリアルタイム交通情報)を加味したユビークリンク交通情報(UTIS)の活用だ。主要都市では、提携タクシーや全力案内!利用者から集めたリアルタイムプローブを組み合わせて提供する。

現在のところ、プローブ情報を利用しているケータイナビは全力案内!だけ。とくにタクシープローブを核とするリアルタイム交通情報が提供される都市部のユーザーにとって利便性は非常に高い。

UTISは従来のVICSと同様、地図の道路上に混雑状況が表示される。オレンジは混雑、赤は渋滞を示しており、破線部分がプローブ情報で、実線部分はVICSとなる。都市部では実線に比べて破線部分の割合が圧倒的に多い。住宅街の生活道路を除いた道路網をカバーしており、プローブの占める情報量が一見して分かる。もちろん、ナビゲーション(車ナビ)では渋滞情報を考慮したルート案内に対応しており、UTISのリアルタイム情報を活かした正確・最適な案内を実現ているという。

ユビークリンクによると、2008年11月末時点で1万1500台のタクシープローブを構築し、リアルタイムの交通情報を提供している。

渋滞情報は、メニュー>渋滞交通>プローブ・VICS渋滞地図から表示できるほか、「車ナビ」と「フリーナビ」(歩行者ナビとしても利用可能)においても利用が可能。車ナビとフリーナビとの違いは、目的地を定めてルート案内をするかしないかという点で異なる。車ナビでは、これらの渋滞情報を加味したリアルタイムのルートガイダンスを実現している。フリーナビは、目的地を設定しなくてもヘディングアップで自車位置表示するというものだ。横画面にも対応しており、カーナビライクな地図表示も可能だ。

《北島友和》

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