ホンダは、2009年春に発売する予定の新型ハイブリッド専用車『インサイト』のコンセプトモデルをエコプロダクツ2008に出展する。国内でのインサイト・コンセプトの展示は初めて。
ホンダの展示ブースは、環境企業広告である「Honda Green Machine」と同一のテーマとした。Honda Green Machineは、環境に配慮した商品の広告訴求メッセージで、モビリティの楽しさを損なうことなく、地球環境とクルマ社会の共存を、技術や商品を通じて実現させていきたいという想いを込めている。
ホンダはインサイト・コンセプトをベースとした新型インサイトを2009年春に日米欧で発売、年間20万台を販売する計画だ。新型インサイトは、1.3リットルエンジンを電気モーターでアシストするホンダ独自の軽量・コンパクトなハイブリッドシステムを採用し、軽快な走りを実現する5人乗りの5ドアハッチバック。ハイブリッドシステムによる環境性能に加え、より低燃費な運転を支援する「エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム」を採用する。
ホンダは、新型インサイトを既存のハイブリッドカーよりも低価格に設定することで、より多くの顧客にハイブリッドカーを提供していく、としている。