光岡自動車が3日に発表したオープン2座『卑弥呼』(ヒミコ)について、同社はターゲットを50 - 70代の男女としているが、若い世代からの注目も期待している。
卑弥呼は同社のラインナップに共通する縦型グリルと丸型ランプを受け継ぎながらも、モダンさや高級感を強調したデザインで仕立てられている。
同社国内営業課の笠原勝義氏は、「卑弥呼は1930年代のクルマのデザインを復刻したもので、当時のクルマたちを知る人たちにはグーッとくるはず。50 - 70代のユーザーを想定してつくっているが、社内の20代社員にも好評で、意外と若い人が購入することもあると思う」と語った。
また、男女比については「男女バランスよく、半々ぐらいの割合で乗ってもらいたいが、実際は男性が8、女性が2という割合になるだろう」と笠原氏。
卑弥呼のクラシカルでありながらモダンで上品なデザインが、20代や30代の目にとまるか、機能性よりもデザインを優先した選択におよぶか、同社の手探りによる販売が展開される。