トヨタ車体は20日、富士松工場において、富士松東小学校4年生児童、近隣地区の住民らとともに、6月に植付けを行なったケナフの収穫式を開催した。
収穫式は今回で8回目となり、同社総合グラウンド横の100平方mの敷地に植えた120本のケナフを刈り取とった。
ケナフは二酸化炭素の吸収にすぐれているとされ、隣接する富士松東小の小学生が、夏休みには担当を決めて畑に水やりを続け、平均約2.5mほどに成長。収穫したケナフは、加工して紙を作り、市内の特別養護老人ホームや近隣小学校などに寄付する。
同社によると、児童が植物を育てる喜びを知り、環境保全に対する意識を高めることにつながったとしている。