11月6日、トヨタ『iQ』が2008年度グッドデザイン大賞に決定した。大賞を決める決選投票では、トヨタiQが561票、ホンダ『FCXクラリティ』が530票と、わずか31票差だった。 グッドデザイン大賞選出会場では、10月8日に発表された大賞候補の7点を対象に公開プレゼンテーションを実施、会場に出席したグッドデザイン賞受賞者とグッドデザイン賞審査委員、審議委員により投票を行い、2008年度グッドデザイン大賞を決定している。7点を対象とした投票では、1位トヨタiQ:281票、2位ホンダFCXクラリティ:182票と、99票差だったため、100票差以内の場合決選投票をおこなうとの規定により、決選投票が実施された。第1回投票で100票に近い差があったため、トヨタiQが圧勝かと思われたが、ホンダのFCXクラリティも善戦、その差を31票まで縮めた。大賞候補7点の投票結果は、以下のとおり。●トヨタiQ:281票●無印良品『窓の家』:77票●三菱重工業「オフセット枚葉印刷機」:138票●イトーキ「LANシート」:169票●リコー『GR DIGITAL II』:129票●ソニーコンピュータエンタテイメント『Folding@home』協力:154票●ホンダFCXクラリティ:182票