ハイブリッドや電気自動車などに高い関心…JDパワー

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ハイブリッドや電気自動車などに高い関心…JDパワー
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J.D.パワーアジア・パシフィックは、2008年日本自動車先進技術調査の結果を発表した。

この調査は、自動車先進技術に対する消費者の認知度、興味度、購入意向について調査したもので、45にのぼる自動車先進技術・装備が対象。6回目となる今年の調査は、過去5年以内に新車を購入した一般の自動車ユーザーで購入決定に関与し、購入車を主に運転している人が対象。7月上旬にインターネット調査を実施し、5228人から回答を得た。
 
調査対象の45の先進技術・装備のうち、購入意向の上位10位は、リアサイドエアバッグ、ハイブリッドエンジン、多段式エアバッグ、むち打ちダメージ軽減シート、フロントサイド&カーテンエアバッグ、ニーエアバッグ、ノイズキャンセルシステム、プラグイン電気自動車、燃料電池車、リアパーキングアシストだった。
 
上位10位の中に、4つのエアバッグ関連技術とむち打ちダメージ軽減シートが入っており、衝突時に乗員を保護する技術に対する高いユーザーの意識がうかがえる。
 
衝突安全技術以外では、ハイブリッドエンジン、プラグイン電気自動車、燃料電池車といった次世代燃料系技術が上位10位のうち3つを占めた。これらは、興味度についても全45技術中、それぞれ1位、2位、3位と上位を占めており、環境問題や高騰するガソリン代が影響していると見られる。
 
また、クリーンディーゼル・エンジンの購入意向は31%と、昨年から2.6ポイント上昇した。認知度は昨年から5.1ポイント上昇して72%となった。

《レスポンス編集部》

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